ZEH基準の集合住宅(ZEH-M)普及に向けた取組計画
■ZEH-M 普及に向けた取組計画
私たちは、50年以上に渡り埼玉エリアを中心に地域密着での不動産トータルソリューション事業を展開してきました。
今後はお客様からの厚い信頼に応えるため、低炭素社会実現に貢献する地球環境に優しい住まいであるZEH基準の集合住宅(ZEH-M)
を積極的に提案していきます。2030年度に向けて、基幹商品「キャメルシリーズ」に、断熱強化、高効率設備、太陽光発電システム
を導入した商品の採用率を高める計画で、ZEH基準の省エネ性能確保と顧客満足度向上の両立に努めていきます。

■ZEH(ゼッチ)とは?
ZEHは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略で、年間で消費する住宅のエネルギー収支を実質的にゼロ以下にすることを目指した住宅のことです。
「エネルギー収支がゼロ」とは、家が1年間に「使うエネルギー」と、太陽光発電などで「創るエネルギー」の量をバランスさせ、差し引きでゼロにする、という考え方です。
ZEHの3つの重要な要素
①高断熱(断熱強化)
魔法瓶のように、建物の屋根、外壁、床、窓などの外皮の断熱性能を大幅に高めます。
これにより、夏は屋外の熱が入りにくく、冬は室内の熱が逃げにくくなり、少ない冷暖房で快適に過ごせるようになります。
②省エネ(省エネルギー)
高効率な省エネ設備(高効率エアコン、LED照明、高効率給湯器、熱交換型換気システムなど)を導入し、使うエネルギーの量を減らします。
③創エネ(エネルギーを創る)
太陽光発電システムなど再生可能エネルギー設備を導入し、自宅で使うエネルギーを自分で創ります。
これら3つを組み合わせることで、「使うエネルギー」をまず減らし、さらに「創るエネルギー」で相殺して、年間のエネルギー消費量をゼロ以下にしよう、というのがZEHの考え方です。
集合住宅のZEH:ZEH-M(ゼッチ・マンション)
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、ZEHは「ZEH-M(ゼッチ・エム)」と呼ばれます。Mは「Mansion(マンション)」のMです。
基本的な考え方は戸建のZEHと同じで、「高断熱」「省エネ」「創エネ」の3要素でエネルギー消費量の実質ゼロを目指します。
■ZEH-M 普及目標
・目標 2026年度:2棟/2027年度:4棟/2028年度:8棟/2029年度:16棟/2030年度:20棟
| 年度 | 目標(棟) |
| 2026年度 | 2 |
| 2027年度 | 4 |
| 2028年度 | 8 |
| 2029年度 | 16 |
| 2030年度 | 20 |
■ZEH 普及目標
・目標 2025年度:50%
| 年度 | 目標 |
| 2025年度 | 50% |